HOME > ブログ > 親しらずの抜歯

ブログ

< Prev  |  一覧へ戻る

親しらずの抜歯

口腔外科で特に多く行われる処置の中に親しらずの抜歯があります。
当院では水平埋伏歯、半埋伏歯などの抜歯も行っています。
今回、当院で抜歯を行った症例をご紹介します。


上下、左右の4本の親しらずが残っており、下の2本は水平埋伏歯といい、横向きに生えた(埋まっている)親しらずです。
上の2本は歯ぐきの中に埋まっている状態です。
今回は左下の親しらずを抜歯しました。(矢印で示した歯です)


細かな抜歯の方法は割愛しますが、上図のように、歯を3分割しての抜歯を予定しました。
 
抜歯した親しらずです。歯冠(頭の部分)と歯根(根の部分)の3分割にして抜歯されました。
歯ぐきを切開して行いますので2針から3針程度縫合をします。
抜歯後には化膿止めと痛み止めを処方しますので、3日から5日程度内服します。
抜糸も必要で、1週間ほどで抜糸を行います。

抜歯後の症状として、
①痛み(抜歯当日から2~3日続きます)
②腫れ(抜歯翌日から1週間程度)
③出血(翌日いっぱい 唾液に血が混じる程度)
④下唇の知覚麻痺(歯の根に近い神経への刺激によっておきます)

④の下唇の知覚麻痺がなくなるまで、数か月を要する場合もあります。抜歯前にはCTスキャンを
行い、神経の位置を評価するなど、術前に十分な検査を行ったうえで麻痺を予防する抜歯法を
考慮する必要があります。
今回の抜歯では麻痺は発症しませんでした。

親しらずが気になる、痛みがある、腫れた事がある、などなんでも結構ですので一度ご相談下さい。




< Prev  |  一覧へ戻る

このページのトップへ